Mrs. Lamentの囁き

割礼/血と雫のギタリスト、山際英樹氏のギターが大好物♡

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☆次の山際英樹氏のライブ☆
8/23(日)
★割礼
下北沢 CLUB Que

今週の火曜日は久方ぶりに下北沢 leteへ。まだまだ新型コロナに警戒しないといけないからおいそれと外出したくはないけれど、なんたってこの夜は山際英樹西脇一弘デュオのライブだからね。そりゃあ行かざるをえまいて。(* ̄∇ ̄*) 
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前回このデュオのライブを観たのは2月26日。場所は同じくlete。つまりどちらも4か月とちょっとぶり。そして配信ではない生のライブを観るのは3月28日以来。その時は血と雫でしたね。はからずも山際さんで閉じたライブ活動を山際さんで再開出来たのなんか感慨深い。端的に言って嬉しい。( ꈍᴗꈍ)

営業自粛中の店内の様子は滝本晃司さんの配信ライブで2回ほど見ていたけれど、そこからさらに変化していた。びっくりした。以前西脇さんの風景画のあった所には大きなキルトが掛けられ、右の壁面にあった大きな絵と天井の存在感ある木々のオブジェが無くなっていた。あちこちに掛けられていた西脇さんのイラストも見当たらない。全体的にぐっとシンプルになっている。そして極めつけは演者と観客を仕切る大きて厚いビニールカーテン!飛沫感染の予防のためだ。
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                                     ☆右の静物画のあった所にはセトリが。書き込み多い!
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オールインストだからMCは挨拶程度、あとはひたすら演奏を聴かせる。一方の観客側も身じろぎもせず、ただただ無言でじっくりと音に耳を傾ける。開演前も休憩中も誰一人喋ることもなく、演奏終了後は誰も彼も早々に会場を後にした。知人とも軽い会釈と小声で二言三言のみ。たいそうクリーンな空間でありました。 

ビニールシート越しに観る演奏はなんだか硝子の水槽の中みたいでなかなかシュールだったな。近いのに隔たっていて、同一空間なのにあっちとこっち。不思議な感覚。面白い距離感。
 
                   ☆西脇さんのギターとエフェクター
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☆山際さんのギターとエフェクター
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西脇さんがとても楽しそうに演奏されていたのがとても印象的だった。山際さんも西脇さんもお客さんを前にしての演奏は3月が最後だったそう。それ以来ライブは自粛続きで、このライブも元々5月25日に開催予定だったのが延期になっていた。でも中止になったライブもたくさんあったから、延期しても開催されるだけラッキーなのである。西脇さんの次の予定は決まっていないし、山際さんの今唯一決まっている8月の割礼もできるかどうか定かでない。いつまたライブができなくなるかもしれない、そんなご時世・・・もしかしたらもう二度と山際さんの演奏が観られないかもしれん。正直そんなことが頭をよぎったりもする。だからお二人が元気にいつものように演奏しているということが、ただそれだけで嬉しかった。(◡ ω ◡) そして今夜再会できた友達も変わりなくて良かった。このささやかな幸せと喜びがこれからも続きますように。祈るほか無し。

新型コロナが地球上のあちこちで猛威を振るっている最中の3月。山際さんのライブは図らずもアコースティック・デュオとオリジナルのバンドという二つの形での血と雫楽曲の演奏となった。

まずは3月19日(木)阿佐ヶ谷ハーネスにて昨年9月7日以来の森川誠一郎+山際英樹 duo のライブ。
この夜についての山際さんのブログはこちら。⇒ http://yamagiwa3.blog27.fc2.com/blog-entry-368.html
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二部構成で血と雫の4枚目のアルバムから1枚目のアルバムまで順を追って遡る構成。前回同様Matsuda Azusa氏の投影する雲の画像と歌詞を背景に演奏が進む。MC少なめで曲紹介も無し。密やかなクラシックギターの調べと言霊のような歌だけの、一切の無駄が削ぎ落とされた純然たる音の世界はとても静謐で、空や宇宙を思わせる映像とも相まってふと浄夜という言葉を思い出してしまった。
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28日はエレキギターをぶちかますとブログで宣言されていたので、楽曲のダイナミックになるであろう変化がとても楽しみ。

そして迎えた3月28日(土)。何日も迷いに迷った末、千駄木Bar Issheeへと向かう。会場に着いてもなお、果たしてこれは正しい選択なのかと迷い続ける。なぜ迷ったのか。新型コロナウィルス感染者の増加に歯止めがきかず、東京都知事から緊急に週末の外出自粛が要請されたからではない。新型コロナウィルスのステルス性と無症状感染者の存在 ― 感染しているにもかかわらず、時には肺炎まで併発しているのにもかかわらずPCR検査は陰性で胸部レントゲンでも異常が認められないケースが少なくない。おまけに無症状でも感染率は変わらない。― を危惧したのである。体調はいたって万全ではあるけれど、自分がクリーンである保証は何一つない。よしんば感染者ではないにしても、お店まで移動する道程で自分の手や衣服が汚染され、お店にウィルスを持ち込むかもしれない。演奏を聴きたいという自分のわがままのせいでお店や出演者や他のお客さんに迷惑をかけることになったらどうするのか。大切な山際さんが感染したらどうするよ。一生後悔するわ。。・゚・(ノД`) 悶々・・・ 演奏には集中して楽しんではいたものの、一度芽生えてしまった疑問符が消えることはなく、だからライブが終わっても手放しで良かったと喜ぶことは正直できなかった。
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この夜は元々高橋幾郎氏はメノウというバンドで、森川さんと山際さんはデュオで演奏するはずだったが、新型コロナの影響で高橋さん一人が上京。結果的に血と雫として演奏することになったそう。森川さん、山際さん、高橋さんの3人によるバンド形態の血と雫は2016年の恵比寿BATICA以来らしい。うーん、やっぱりこのオリジナル編成が一番実験的で面白いや。山際さんのルーパー使いが見られるのとオクターバーが大活躍するのもこの形態のみで、そこも個人的にはポイント高い。(ソロの時の演奏にかなり近いスタイル。)
        ★黒のMoonのギターも超久々。
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それにしても死の存在をとても身近に感じる今聴く血と雫はリアリティあるよな。同じ曲なのにこれまでとは受け止め方がだいぶ異なる。これまで抱いていた幻想的という一言では片付けれない切実さというのかな。上手く言えないけれど… ポスト・パンデミックにおける血と雫楽曲の有り様は自分の中でかなり変容するかもしれんな。そんなことをふと思ったりした。

この夜の裏話も書かれた山際さんのブログはこちら。⇒ http://yamagiwa3.blog27.fc2.com/blog-entry-369.html

会場ではできるだけ喋らず(本当は全く会話しないつもりだったけれど、二言三言は交わさざるを得なかった。)、できるだけ触らず、ライブが終わったら速攻で帰宅の途についた。

帰宅してから事態が収束するまでもうライブも含めたお出かけはやめにしようと心に決めた。4月の山際さんのソロライブも行かない。大切な人を守るためには Stay Home しかない。そう思っていたところ、4月に入ると次々とライブが中止になっていった。山際さんのソロも割礼のライブも延期、あるいは中止になってしまった。とても残念だ。キャンセルの続くお店のことも心配。でも同時にほっとしてもいる。

次に山際さんの演奏を観られるのはいつになるのだろうか。その日まで皆様無事でありますように。
阿佐ヶ谷ハーネスの支援に通販でドリンクチケットたくさん買った。これからTシャツも出るみたい。できるだけのことをしたい。
阿佐ヶ谷ハーネス通販 ⇒ https://harness-online.stores.jp/


3月3日から9日まで三省堂書店神保町本店の1階にある「いちのいち」で開催中のDaQuiseさんの個展に行ってきました。
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『モモ』、『地下鉄のザジ』、『華氏451度』といった小説がモチーフの作品や古いビンテージのパーツやガラクタを使った作品がいっぱい。DaQuiseさんの作る創造の世界に浸って心穏やかになりました。お客様を交えてのおしゃべりもとっても楽しかった♪ (. ❛ ᴗ ❛.)

今回一目惚れして連れ帰ったのは【美しいガラクタ~ブロカント】と題されたシリーズの中からこの2点。ブロカント(brocante)とは古道具や古道具市を意味するフランス語だそうです。そのタイトルどおり古い道具や部品たちが可愛らしいアクセサリーに変身しています。

こちらは古いドミノのネックレス。チェーンのエンドパーツにはシルバーのDominoの文字とアンティークのシャンデリアのパーツが取り付けられていて、前に垂らして身につけるととても素敵。
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木製のドミノはよく見ると両面に細かな飾りが彫られている。とても丁寧な仕事。
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裏にはシルバーでBrocanteの文字。見えない裏側にも拘っているのがとてもお洒落ね♪
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もう一つは「主役は箱 E.B.8121」という名のイヤリング。
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ドラムのように見えるのは時計などのパーツが入った古い小さな箱で、表裏にパーツの名前や管理番号が書かれてる。名前のE.B.8121はこの表面に書かれている番号なのである。同じ番号の作品は他にはない。片側はBrocanteの縦書き文字。これもアンティークのシャンデリアのパーツがアクセントになっている。ドミノのネックレスと合わせて着けたいな。
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裏側にさり気なくシルバーでBrocanteの文字が添えられているのも素敵だわ。
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箱は封印されて開けられないので中身の証明写真付き。barrel wheelという時計の小さなゼンマイが一つ入っている。壊して開けない限り実際に手に取ることはできない。でも存在しているのは音で分かる。写真も含めて完結する作品。
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これはケースにしまったままでは勿体ないなぁ。額縁のような収納ケースを見つけて飾って眺めて楽しもう。

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