Mrs. Lamentの囁き

割礼/血と雫のギタリスト、山際英樹氏のギターが大好物♡

2017年04月

阿佐ヶ谷ハーネスで山際英樹氏(割礼/血と雫)のソロライブ。対バンはその昔割礼のスタッフをやっていたCobalt氏。
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山際さんはいつもどおり新曲からスタート。穏やかな音色の曲、強いリズムを刻む弦の音が印象的な曲、悪党なファズが効いた曲の3つに分けられるのかな。これが今後のソロでどう変貌していくのか追いかけるのが楽しみ。

この夜山際さんが使ったギターは3月にブリッジ側のピックアップを交換したストラトキャスター。トレモロアーム付き。このギターでソロを聴くのは昨年の2月以来。
音がどう変わったのかとても気になっていたのだけれど、山際さんのブログに書かれていたとおり低音がぶっとくなってた♪ フィードバックとアームのかかり具合が前回より際立っていたのは改造の効果か?とても良い!

山際さんのトレモロアームを使いながらのボリューム奏法が大好物なので、ソロの時はこの改良されたストラトをメインに使ってほしいなぁ。(これ以降このストラトキャスターがソロ専用のギターとなっている。)

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☆Now

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☆Then(2017年2月16日撮影)

足元は3月11日のソロ同様オーバードライブ無し、トレモロ有りのセッティング。ファズ+トレモロの作り出す延々と繰り返すノイズはやっぱり刺激的で大好き♡ 次回のソロアルバムにはこの曲を入れてほしいなぁ。
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アンコールにはCobaltさんと一緒に井上陽水の「帰れない二人」をセッション。
残念ながら山際さんは歌いませんでした。

割礼と知久寿焼さんという私にとってはお得しかないライブ。知久さんのソロはほんと久しぶりなので、とーっても楽しみにしていました。
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割礼のライブは音の1つ1つが際立っていて素晴らしく良い音だったな。しかし「悲しみの恋人たち」からの「溺れっぱなし」の濃厚さはどうだ!圧巻で言葉を失う。
アンコールは知久さんと宍戸さんのセッションを挟んでからの「ゲーペーウー」。お腹いっぱいだ。文句なし。
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☆山際さんのセトリには時々チューニング切り替えがメモ書きされてる。

終演後、石川浩司さんにサインしていただいたパスカルズのCDと滝本晃司さんにサインしていただいたしょぼたまのCDに知久寿焼さんのサインをいただいて感激♪
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☆後日しょぼたまのCDに石川浩二氏のサインをいただいたのでコンプリート

ニーネの企画で初めての高円寺JIROKICHI。ニーネを観るのはこれが初めて。
ここも客席とステージの距離がすごく近くてスリリングなハコ。
そして唐揚げが美味い。
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ステージの関係でベースの鎌田さんが中央で宍戸さんが左端という変則な並び。(ドラムの松橋さんは宍戸さんの近く。)
おかげでいつもは良く見えない鎌田さんのベースプレイを殊の外堪能できました。隣り合って弾く鎌田さんと山際さんのコンビネーションの妙も見応え聞き応えがあったな。特に山際さんの低音と鎌田さんのベースの絡みが絶妙で素敵だった♪
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☆鎌田さんのベースと山際さんのギターが隣同士なのは珍しい!

山際さんのギターにはサムピックが無かったけれど足元にはトレモロがあったのでルシアルくるかなと思ったら予想どおり。大阪ムジカのロック色を踏襲してあえてサムピックを使わなかったんだとか。なるほど。ファズも思わずニャッとするほど良く鳴っておりました♪ ハコの雰囲気によって音が変幻するの楽しい♪(*'▽'*)
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そしてニーネと宍戸さんのセッションで初めて宍戸さんをど真ん前で観た。当たり前だけどエフェクターの使い方が山際さんとは全然違うんだわね。フェイザーも2種類使ってたなぁ。などといろいろ発見。(*゚▽゚*)

いただいた山際さんのセトリ。約1時間全5曲。そろそろ聴きたいなと思っていた「太陽の真ん中のリフ」、昨年11月29日以来の演奏だったのね。♪( ´▽`)‬
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<Instagramの投稿より>

今夜はBar Issheeでテンテンコさんと伊東篤宏さんのコラボを観ているのだけど、伊東さんが演奏してるのは蛍光灯。システムはよくわからないんだけど、蛍光灯の明滅が音になっているようだ。インダストリアルっぽい音に蛍光灯の明滅が美しい。そして面白い♪


ライブ後伊東さんの機材を撮らせてもらった。蛍光灯が発光する時にジーッと鳴るあのノイズをエフェクターで加工して様々な音を作り出しているんだそうな。まさかどこの家庭や事務所にもある蛍光灯が立派なノイズマシーンになるなんて想像もしなかった。これから蛍光灯を見る目が変わるかもw
(蛍光灯を取り付ける本体の方は改造されててスイッチが付いており、ピックアップも内臓されているんだとか。)
https://www.instagram.com/p/BSd45goBWIH/?hl=ja&taken-by=mrs_lament
https://www.instagram.com/p/BSeAvF8had6/?hl=ja&taken-by=mrs_lament

今年1月にソロの新譜をリリースしたばかりの山際さん(割礼/血と雫)。一般的に新譜リリース後はプロモーションを兼ねてその新譜の収録曲をメインにしたライブを行う事が多いように思うのだけど、今年に入ってからのソロライブはすでに半分以上が新曲という構成なのよね。

数ヶ月かけて毎回のライブで様々なアレンジを試みつつ育ててきた楽曲の集大成=アルバムなので、アルバムがリリースされた後はすでに次の作品を育てることに目が向いているというスタンスなのかしらね。過去を振り返らず今を生きる山際さんらしい。

そういえば山際さんは新譜『composition』について語った2016年12月22日のブログ「とわとは」の中で “2016年の初夏、ここには永遠にギターを弾く自分がいる。“ と書いておられましたっけ。http://yamagiwa3.blog27.fc2.com/blog-entry-246.html
つまり、このアルバムの中で奏でられているギターの音たちは過去ではなくて永遠に “今” なんだわね。

きっと山際さんの中には「アルバム完全再現ライブ」なるコンセプトって無いんだろうな。


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