2019年09月

249月2019

2019年9月22日（日）：池間由布子＋石渡明廣 @西荻窪 CLOP CLOP

先週日曜日は西荻窪CLOP CLOPでベテランキラーの異名をとる池間由布子さんが大のベテラン（この場合ギタリストの石渡明廣氏）を手玉に取って転がすところを目撃してきた。

CLOP CLOPは初めてのお店。どうやら馬がモチーフみたいだ。

知り合いもいっぱい見に来ていたので乾杯♪

ステージ最前列に陣取りました。

石渡氏の足元にはBOSSのマルチエフェクターとBOSSのボリュームペダル FV-50L。
ものすごく繊細なボリュームペダル使いだった。

木更津天幕渋さから2度目となる池間さんと石渡さんのデュオ。おっ！今夜はストレートに歌を聴かせるライブになるのかと思った数曲後、茶目っ気たっぷりな池間さんが顔を出し始めた。石渡さんのギターを受けてえらく大胆に曲のアレンジが変わることもしばしば。アンコールは当然のように用意されておらず、どうするかと思ったら、池間さんは石渡さんの名前に着想を得た「石橋を叩いて渡る」がテーマの即興曲を展開。なんだかんだ1曲できあがってましたね。

途中激しくチャチャを入れられていた石渡さんが無表情で動じていないにも関わらず面白くてしょうがない感が滲み出ていたのおかしかったなぁ。(*´艸｀)

それにしても大胆びっくりモードからいきなりしっとりと心に刺さる歌に転じるの不意打ちで涙腺緩むから反則。

いつ観ても池間さんは不定形で自由自在だな。そして計り知れん。でもだからこそ共演しててチャレンジングで面白いんだろうなぁ。次は誰が転がされるのかな。ψ(｀∇´)ψ

タグ：: #池間由布子; #渋さ知らズ

249月2019

2019年9月21日（土）：吐息 & シクスシクス @【コバ子の部屋 Vol. 5】

西荻窪でLaboratoire volant.の人形展を観た後、中野のディスクユニオンに立ち寄って予約しておいた割礼のライブ盤『Love？』を引き取りいざ阿佐ヶ谷ハーネスへ。この夜はコバ子の部屋第5夜。今回はCobaltさんが企画したコンピレーション盤『POET PORTRAITS dictionary 1』リリース記念第1弾回ということでコンピに参加している吐息とシクスシクスがゲスト。

山際英樹さんとの対バンで吐息を知り、その吐息の対バンでシクスシクスを知ったという繋がり。場所は全てハーネス。ご縁ですなぁ。だからこのコンピレーションは阿佐ヶ谷ハーネスのアンソロジーでもあるわけだ。コンピレーションに参加している4組が集うリリース記念ライブは11月2日に吉祥寺Manda-la 2で開かれるけれど、その前夜祭的にハーネスを会場に2週連続のコバ子の部屋が開かれるのは然るべき！なのである。ｄ(￣ー￣)

ライブはまず吐息から。平井尚さんはいつものようにギターとカホン。マンダラ２では久々にドラムが観られるの楽しみだなぁ。今回も途中からベースの田頭佑子が参加。コンピレーション収録の「アメジスト」では佑子さんがベースを弾いているので、きっとマン2でもスリーピースよね。

シクスシクスのライブを観るのは1stアルバムリリース記念ライブ以来なのでほぼ1年ぶり。今回ラスト3曲がコンピレーション収録の「オーロラ」「スローモーション」「パッケージ」で初めて聴いたのだけれど、やっぱり良いな。「スローモーション」はコンピレーション収録のバージョンとライブとでは随分と違うのが面白い。アルバムだからこその音源。

いつもどおりライブのあとはお酒と塩パンをいただきながらのトークコーナー。毎回思うけれどCobaltさんはお話を聞き出すの上手いなぁ。時間制限なかったらエンドレスに話が続きそう。( ・∇・)　今回も貴重なお話をたくさん伺えました。来週登場の山際英樹さんはライブでのMCすらしないので、ましてやインタビューとか聞いたこともない。（あ、森川さんとのデュオの時にはツッコミは入れてるか。(￣∇￣)）はてさて、Cobaltさんは山際さんからどんな話を引き出してくるのか。楽しみだわ〜♪ (￣ー￣)

『POET PORTRAITS dictionary 1』手に入れてまいりました。なんとも美麗な装丁♪
現在絶賛ヘビロテ中です。

タグ：: #阿佐ヶ谷ハーネス; #Cobalt; #コバ子の部屋

249月2019

OK. goodiesの美味しいお菓子

Laboratoire volant.の人形展が開催されている西荻窪のgalerie nonではOK.goodiesの美味しいお菓子もいただける。たくさんあって、うーん迷う。

袋に入ったお菓子はお土産にできるから、お店ではあんこの入ったスコーンとコーヒーのセットをいただいた。スコーンにあんこって珍しい！バターをつけていただくのだけれど、ボリュームがあるのにあっさりで美味♪ スコーンがほんのり温かいのも嬉しい。丁寧に淹れられたコーヒーもとっても美味しかった。水出しのアイスコーヒーも美味しいらしい。

お土産にはラムお酒のケーキとくるみとアーモンドのペーストが入ったエンガディナーとしょうゆのケーキの3種類をチョイス。ケーキにしょうゆ？と思ったけれど、しょっぱみがとてもいい感じで美味しいのね！びっくり！ラムケーキもエンガディナーも上品な甘みで本当に美味しかった。

22日も西荻窪だったので再びgalerie nonに立ち寄ってOK. goodiesのヒツジのクッキーとレモンのクッキーを買ってきた。黒ひつじの白いモフモフはマシュマロかな。可愛くてこれまた美味しい♪　レモンのクッキーはレモン風味のアイシングがさっぱりしていてアイスコーヒーにも合いそうね。

249月2019

「avec toi」小さな人形展 @西荻窪 galerie non

西荻窪の雑貨屋さんgalerie nonで今月29日まで開催中のLaboratoire volant. さんのお人形たちの個展。

初めて出会った東京湾ホエールズ1周年記念フェスからちょうど1年だったので、この時にうちに来たHugo君も連れて行ってきました。

今回はベッドとお布団と一緒に寝る猫ちゃんのおやすみセットもあるの。

お目当は猫のブローチだったのだけれど、窓辺に飾られていた銀髪マダムに心惹かれ、乞うてHugo君のお母さんになってもらいました。

最新のカタログもいただいたので猫ちゃんと一緒にパチリ。びっくり顔が良い♡

作家さんと渋大祭や池間由布子さんの話でも盛り上がってとても楽しかったなぁ♪( ´▽｀)

家に帰ってから記念の家族写真を撮影しました。マダムと手をつないだHugo君。猫ちゃんもお友達ができました。家族が増えて賑やかになったね。

199月2019

2019年9月16日（月祝）：渋大祭 @川崎市東扇島東公園

ライブ三連チャン最終日。この日は雨が降る中、朝から早出して渋さ知らズ30周年企画【渋大祭】へ。
すごいバンドやアーテイストが揃いに揃ってる。あのROVOがえらく早い時間帯というのからしてびっくりなんだが、源ステージ、渋さ知らズオーケストラの前にはアメリカでのライブの合間を縫ってこのフェスだけのためにわざわざ来日した95歳のMarshall Allen率いるThe Sun Ra Arkestra！びっくりだ。ｵｵｰw(*ﾟoﾟ*)w　

川崎駅から無料シャトルバスに乗って向かうは東扇島公園。臨海の巨大な物流倉庫に囲まれた人工島がフジロックみたいになってるー！すごーい！

ステージとフードスタンドがとても良い感じに配置されてる。

紫のリストバンドが着ていたレインポンチョの色とぴったり合ってご機嫌♪(^_^)　

入場して速攻で向かったのは渋さ知らズ食堂。お目当てはバリトンサックス奏者鬼頭哲さんお手製の汁なしラーメン。その名も「汁なしラズ＝汁なしラ（ーメン）ズ」！(*ﾟ▽ﾟ*)

昨年の東京湾ホエールズ1周年記念の時に食べ逃して以来ずっと食べたかったの。ようやく食べられた～♪ (*´∇｀*)　噂には聞いていたけれど本当に美味しい♪ 持ち歩きやすい汁なしラーメンというところも何気に嬉しい。具の岩下の新生姜も◎。もう1杯食べたかったけれど早々に売り切れてしまった。残念。しかし製麺機を持ち込んでその場で麺を作るとは思わなかったなー。
（麺はテントの中で一つ一つ製麺機を回して作り、隣のトレーラーの中で調理するのである。）

ドリンクチケットで交換したSinghaで一人乾杯。朝から結構な雨に降られるものの逆にテンション上がるなど。ψ(｀∇´)ψ ← 野外フェスあるある

オープニングの渋さ知らズが始まったあたりから雨が上がってきた。渋さのあとは隣のステージで初のROVO。うーん、原田仁さんはボイスしか知らなかったけれどベースもものすごくカッコ良いんだね。(*⁰▿⁰*) ROVOが終わった時点でもう大トリまで観たような気になってしまったが、フェスはまだ始まったばかりでしたね。

大人も子供も持ち歩いていてとても気になったのがこの電球の形のドリンク。

渋さ知らズ食堂で売っていたのですかさず手に入れた。私の中身は黒霧島の渋茶知らズ割り。ストローが付いていて飲みやすいし、持ち歩いてもこぼれないから便利。そしてリユースできるから2回目以降はお代わりを詰め替えてもらえばよい。つまり余計なゴミが出ない。捨てに行く手間も省ける。なんて優れもの！もうフェスの飲み物はみんなこれにしてもらいたいくらいだわ。

おまけに底にあるボタンを押すと光るの、子供たちも大喜びでした。(*ﾟ▽ﾟ*)　← サイリュウムにもなるかもよ。

一人ぶらぶらしながら栗コーダーカルテット、泉邦宏ひとりオーケストラ、スガダイロートリオ、clammbon、GEZAN、YAKUSHIMA TREASURE（水曜日のカンパネラ x オオルタイチ）、チャラン・ポ・ランタン、ZAZEN BOYSをつまみ食いしつつ、合間に鉄割アルバトロスケットに客演した池間由布子さんの「ハレルヤ」にホロリとしたり、黄昏に包まれながら伝説のThe Sun Ra Arkestraで本場のジャズに舌鼓を打ったり。そして最後は渋さ知らズオーケストラで大団円のカタルシス。

終わってから知ったのだけれど、チャランポランタンは最後ステージから客席に降りてきて、そのまま演奏しながら渋さ知らズのステージまでみんなを引き連れて移動したんですってね。ハーメルンの笛吹き男みたい♪ (･∀･) 私もそのまま残って一緒に行けばよかったなぁ。

あ、あとね、後半しか観られなかったけれどハルヤボスのひとりじゃない紙芝居もバカバカしくて面白かったなぁ。最前列にずらりと子供たちが並んで観ている中でのオチが思いっきり下ネタなの笑った。(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬﾋｬ　そしてここで初めて観た若林美保嬢の色香に惑わされるというね。(*￣∇￣*)ｴﾍﾍダンスを披露した若林美保さんと若林淳さんの光と陰みたいな一体感素敵だった〜♪ Twitterに写真があったのでぜひご覧あれ。→ https://twitter.com/base361086/status/1173540542224879622 その後渋さ知らズのステージでもわかみほ嬢のダンスを拝見いたしましたが、ポーズのひとつひとつが詩情豊かでとても素敵だったな。静止画がとても美しい。見惚れてしまった。まさに眼福.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ（静止画の美しさ。これは若林淳氏の舞踏を初めて観た時にも思ったのだった。）

The Sun Ra Arkestraの登場はちょうど黄昏時。端境の時間。夕焼けがとてもきれいだった。歌詞の内容とシンクロしてたのは偶然とも思えん。しかし、ニューヨークでのライブ後すぐに来日して1時間みっちり演奏した直後に渋さ知らズオーケストラのライブでもまるまる1時間演奏してなお疲れを見せないMarshall Allen。これで95歳って、本当に元気だな！見習いたい。
（演奏前には音楽評論家の湯浅学さんによる解説もありました。ちなみに湯浅さんは鉄割アルバトロスケットの新規メンバーらしい。）

渋大祭大トリはもちろん渋さ知らズオーケストラ。

まだリハなのにお客さんが本番さながらに歌って踊って大はしゃぎしていたの面白かったなぁ。今回の渋さはThe Sun Ra ArkestraのMarshall Allenを含めたメンバー3人や歴代渋さメンバーも参加したスペシャルバージョン。ZAZEN BOYSの向井秀徳も1曲コーラスで参加したり、ステージいっぱいにサンバーチームまで出て祝祭ムードもバージョンアップ。演奏が進むにつれてばんばん飛び入りするものだからでっかいステージなのに人が溢れてて、もう誰が参加していたのかよくわからん。もちろんお客さんの方もぎゅうぎゅう。そんな状態でステージも客席も老若男女が踊って歌う。楽しい♪ 野外の渋さ知らズオーケストラはやっぱり最高！

今年のフジロックは体調を崩して思うように楽しめなかったから、今日は完全燃焼できて良かった。渋大祭、演者も観客もみんな文句無しにハッピーで本当に良いフェスだった。楽しかった〜♪

渋大祭のお土産のタオルと手ぬぐい。手ぬぐいのメンバーのイラストそっくり！(*^ω^*)