9月最後の土曜日は阿佐ヶ谷ハーネスの前にまずは六本木ヒルズで開催の【J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2019】略してイノフェス2019へ行ってきた。
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昨年は伊東篤宏氏と中山晃子氏が出演したとの同じ枠で今年はVELTZが登場。最新のテクノロジーをテーマにしたフェスで紹介される斬新な音楽が時代遅れで打ち捨てられたアナログテレビによるものという矛盾は皮肉っぽくて面白いや。
(昨年の伊藤氏と中山氏のライブについてはこちら。⇒ http://mrslament-jj.blog.jp/archives/138436.html)
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ライブ前に演奏システムについての松岡亮氏ご本人による説明があってとても興味深かった。アナログテレビの明滅は照明用のコントロールパネルを使って操作しているのね。ライブは何度も観ているけれど、どうやって操作しているかは観ていてもよくわからないので、こうした説明はありがたい。

落合Soupや神楽音のライブだと重低音バリバリの殺戮マシーンのようなVELTZも今回は六本木ヒルズというハイソな場所に相応しいお洒落な雰囲気を漂わせていたような。ビートが軽快に跳ねていたのが印象的だった。これまでにない新しいリズムパターンだわね。ライブ自体は20分と短かく通常のライブのダイジェスト版的な内容だったけれど、アナログテレビの奏でる音楽の魅力が存分に発揮されていて良かった。

VELTZは11月14日から赤坂にあるゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター ホールで開催される【BLACK OPERA - 鈍色の壁 / ニブイロノカベ -】にも出演が決まっているので楽しみだぞ!