約1ヶ月ぶりの山際英樹氏のソロライブはPOET PORTRAITSオムニバス盤『dictionary 1 』リリース記念ということで吉祥寺マンダラ2で行われた。(リリースパーティー全体についてはこちら。⇒ http://mrslament-jj.blog.jp/archives/4058021.html

マン2での山際さんのソロライブは2017年7月2日以来の約2年半ぶり。(この時は割礼の宍戸幸司氏とdipのヤマジカズヒデ氏が対バンのソロ3人企画だった。)小さいハコと違い、マン2なら周囲に気兼ねせずに大音量が出せるから、きっと悪党なファズも迫力満点だろうなぁ、などと期待が膨らんでしまった。そしてもちろんその期待は裏切られることはなかった。← あたりまえ~♪ (*´∇`*) 

山際さんを中心に左右には2台のでかいアンプ。そこから大音量で滔々と流れ出るギターの音のなんと広大で雄大なことか。一つ一つの音の輪郭がくっきりとして緻密な音の構成が聞き取れたせいか、音の厚みも格段に増していた。今回歪んだ音のみならずクリアで繊細な音までも太く芯が通ったように聴こえたのが印象的だったな。

中盤、無機質にシャラシャラと鳴る弦のモノトーンな音の中、突然プラズマ放電みたいな炸裂音が何度も聴こえたのにはびっくりした。ファズとアームで生み出された音みたいだ。大きな会場でないと聴けないタイプのノイズだったのでこれは貴重♪  そこから続く不穏なノイズを挟んでのアコースティックなメロディへの移行は無機から有機へのダイナミックな変遷が描かれていてとても面白かったなと思う。← 個人的にここはハイライト。

今回の山際英樹氏の足元。山際さんモデルのオーバードライブが久々に復活。クリアに抜けて広がる音はこのオーバードライブならでは♪(人*´∀`)。*゚+ (青いキャップがついとるね。黒と青のコントラストが良い。)
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山際さんのソロ演奏は曲と曲の間が途切れず延々と繋がって絵巻のようになるのが醍醐味の一つ。今回は前の曲の一部を借景して次に繋げる形は1曲目から2曲目「惑星 if」と前述のノイズからメロディへの移行部分くらいだったろうか。大半は曲間に数秒の間を挟む形で繋げていたように思う。「惑星 if」の最後に弾いた音をそのままディレイを踏んでホールドしつつループされていた音を手でフェイドアウト、ホールドした音をループに取り込み回している間に長めのチューニングを行うという一連の流れは職人然としていて、何気にこの夜の萌えポイントでした。(*´艸`)
(下はその操作中の写真。影になってよく見えないが、左足でディレイを踏んでいる。)
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今回ボリューム奏法が少なめだなと思っていたら終盤で出ましたね。(*´∇`*) ファズ+ディレイ+トレモロアーム+ボリュームペダルのフル稼働合わせ技を大音量で聴くという至福♪ その後ボリュームペダルの代わりに今度はオクターバーで音を下げての超低音の骨太ノイズ。大満足。もう言うことありません。
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ぼ〜んと鳴る低音からスタートしたこの夜の演奏は定番の「Summer Drive」の静かに鳴るラストの低音がフェイドアウトして終了。低音から始まり低音で終わった演奏は途中スライドバーを使うシーンやアームで摩擦音や金属音を発生させるシーンなどもあり、山際さんの魅力を余すところなく網羅した内容となっておりました。満腹です。(*´ー`*)
(写真はボリュームペダルを踏みながらスライドバーを使っているところ。)
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このリリパに関する山際さんのブログはこちら ⇒  http://yamagiwa3.blog27.fc2.com/blog-entry-355.html
うん、確かにメロディアスな曲が多かったですね。