Mrs. Lamentの囁き

割礼/血と雫のギタリスト、山際英樹氏のギターが大好物♡

カテゴリ: たま関連/パスカルズ

pocopenさん+西脇さんのライブの余韻冷めやらぬまま昨夜はアピア40で滝本晃司さんのソロライブ。うん、良い流れ♪
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今夜は後ろの方でゆっくり聴くのもいいかなと思っていたのに入場してみたら前が空いていたので結局最前列とか。( ̄▽ ̄) ここからだとギターを弾く手元やピアノのペダルを踏む足元が良く見える♪
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滝本さんも書かれていたようにアピア40は音がすごくいい。細やかな音までクリアに聞こえるうえに全ての音がすごい迫力!この夜は半分以上の曲がグランドピアノだったけれど、この迫力のせいなのかいつにも増してエモーショナルに聴こえた。本編ラストの「サーカスの日」とかぐっときてしまって胸が苦しかったな。照明もとても綺麗で、ステージと一緒に自分まで照らされるからうっとりとずっと心ここにあらずな感じでした。(*´ー`*)*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

一つ一つのモチーフは写実的で日常的なのに描かれるのはここではない何処か。日常の中に垣間見える非日常。そんな滝本さんの世界観がよりくっきりと現れた一夜だったかなと思います。

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やっぱり今年もWコージは最高だったぞ♪ それぞれのソロももちろん大変に魅力的だけれど、お二人になるとその魅力が何倍にも増す。石川浩司さんの実にシュールな曲でクールに(でも楽しげに)ギターを弾いてコーラスを入れる滝本晃司さんが素敵すぎて困る。  例えば石川曲「あつまれ」でフリージャズかアバンギャルドかなピアノを弾く横で目を瞑り深みのある低音のギターを入れる滝本さん。最高でしかない。

今回お二人による「ムーンリバー」のカバーは初めて聴いたけれど、あれ殆どオリジナルみたいなカバーよね。なんかこう本歌取りみたいな感じ。たまの皆様はカバーが本当に巧い。そのしっとりしたカバー曲で石川さんがスティックとして使っていたのが今日ダイソーで買ってきたトイレブラシというのがまた斬新で。初めて使ってみたそうですが、ドラムのブラシみたいな優しい音でぴったりでした。「サーカスの日」でも使っていましたが良い感じ♪ 石川さんはアイディアマンだなぁ。


滝本さんの「アゲハ」を知らないままにぶっつけ本番で完璧に合わせる石川さん。ブレイクで二人同時にぴたりと止まった瞬間に石川さんがニヤリと笑ったの、あれは “付き合いが長いから滝本さんならここで止まるな、というのが分かった” というその瞬間だったのですね。まさに阿吽の呼吸だ。

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とうとう生まれて初めて目の前で生のたまの演奏を観たー!
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ライブを観に行けないまま時が過ぎ、気づいたら解散していたから、もう一生石川浩司さん、滝本晃司さん、知久寿焼さん3人一緒の演奏を観られるなんて思わなかったから大感激!珍しく涙出た。。・゜・(ノД`)・゜・。こんな大感激、2007年のフジロックで生まれて初めてThe Cureのライブを観て以来だわ。

たまがイカ天に初登場したのが1989年11月。今日が2019年4月だから、ファンになってから生でライブを観るまでにだいたい29年半かかったわけだ。長かったな。
遠い目…

そしてつまり今回ようやく滝本さんがたま曲でベースを弾くのを観たわけで!それも大好きな「星を食べる」「ロシアのパン」そして「学校にまにあわない」の3曲で! うーん、ヤバい。なんて色っぽくてカッコ良いんだ、滝本さんのベースは!夢に出るぞ。(出て
)ただでさえベース好きなのに滝本さんに弾かれたらそれはもう… 
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大名曲「学校にまにあわない」の終盤の石川さんによる語りの部分のこと。ノートや鉛筆を探していたらよりにもよって平成元年のたまが見つかってしまった。あの人たち、どこに行ってしまったんだろう。きっともう向こうの世界に行ってしまったんだろうな… とふと横を見たらみんな老けちゃったけど、あの頃と同じように演奏しているよ!というお話。そう、今も3人元気で一緒に仲良く演奏している。あの頃と変わらない。これは平成最後にようやっとたまのライブを観られた私にとってはとても感慨深いものでした。思い出したらまた涙腺緩んできた。
役者やなぁ、石川さん。名優!そして名作家!

セトリはこちら。

あるぴの
らったった
レインコート
ぎが
星を食べる
学校にまにあわない
ロシヤのパン
ハダシの足音

- encore 1 -
へっぽこぴー
デキソコナイの行進

- encore 2 -
まちあわせ
アンコールの「へっぽこぴー」と「デキソコナイの行進」は梅津和時さんと多田葉子さんも一緒に。お二人が加わるとオーケストラみたいになる。

それにしてもたまのアンサンブルはハンパないなぁ。ソロ曲としても名曲なところにコーラスや各楽器の音が絶妙に重なり絡まる事で芳醇さが増す。極上の演奏。素晴らしい♪ また来年も観られたらいいな。

千倉Art & Musicマルシェ 2919 四番手は知久寿焼さん。青空の下ハイボールを飲みながらこんな近くでのんびりと知久さんを観られるだなんて。なんとも贅沢♪ 都内のライブハウスだといつも大入り満員でぎゅうぎゅう詰。前の方でゆっくり見られるなんてまず出来ないから。
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セトリはこちら。
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おるがん
聞こえない歌
うどん数え歌
ずいずいずっころばし
らんちう
月がみてたよ
あめふらし
電車かもしれない
セシウムと少女
死んぢゃってからも
いたわさ
それにしても知久さんは演奏もほんと巧みだわぁ。(何を今更だけれど改めて思った。) たまやパスカルズの時もそうだけれど、演奏の合間に難解なリフをさらりと紛れ込ませたり、弦楽器とハーモニカとカズーの3つを並行して軽々と操ったりもする。ライブ中PAに指示を出したり、バンド全体のチューニングや音作りも絶えず気にかけているので、音楽面のイニシアチブを取っているのは知久さんなのだろうな。

4月のお誕生日ワンマンの時にも聴いた「ずいずいずっころばし」のカバーとかもほんとすごいよなぁ。知久さんのオリジナル曲でしたっけ?と勘違いしてしまいそうなほど雰囲気ぴったり。あんなに聴かせる良い曲だとは思わなんだよ。


千葉の海沿いの野外ステージに力一杯こだまするヒガシマルうどんスープのCMソングは結構シュールでしたよ。(*´艸`) 大好きな「電車かもしれない」が聴けたのも大満足の一つ♪ (滝本さんが「まばたき」を歌っていたら電車シリーズはコンプリートでしたね。)

Part 5に続く>

千倉Art & Musicマルシェ 2019 三番手は滝本晃司さん。普段のライブの夕暮れ時から夜にかけての滝本さんの演奏もしっとりとして甚だしく魅力的だけれど、気持ちの良い陽光の降りそそぐ青空の下で聴く滝本さんもいつもと雰囲気は違えどやっぱり甚だしく魅力的 考えてみたら滝本さんの曲には青空や太陽がモチーフの作品も数多いから、お天気の野外ステージにも合うわね。
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演奏開始直前にステージに座ってチューニングをしていた滝本さんが、ふと空を見上げて「太陽に虹の輪がかかっているよ」と笑顔で教えてくださったあの瞬間は滝本さんの歌の世界に入ったみたいだったな。滝本さんによる幸せのおすそ分け。

セトリはこちら。

となりの黒猫
青空
ガラスのコップの
アゲハ
つづくこと つづくとこ
パルテノン銀座通り
静かな出来事
真昼の月
歌うっていいな
野外の明るい日差しの中のライブだったからでしょうか、全体的に爽やかでほっこりとする曲が多かったかしらね。リリースされたばかりの新譜『ガラスのコップの』収録曲やに加え、まだアルバムに収録されていない新曲も歌われて嬉しかったなぁ。
滝本さんはMCで新譜にはこんな眠たくなる曲ばかり入ってますとおっしゃっていましたが、いえいえ、そんなことはございませんですよ。(聴き惚れてしまって眠くなる暇なしですから。

ギターは当然のこと、物販ブースで珈琲を淹れる姿もベースを弾く姿もピアニカ弾く姿も巨大な風船に空気を入れている姿もとても絵になる。
結論カッコ良いハンサムさんは何をやってもカッコ良し♪ 


Part 4に続く>

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